この度「(株)グロータック(GROWTAC)」社様との取引を開始しました。
これにより、機械式ディスクキャリパー「EQUAL」をはじめとする製品の取り扱いが可能となりましたのでご案内いたします。
機械式ディスクブレーキとは・・・?
ブレーキの操作にワイヤーを用いた従来の自転車にある方法と同じものです。
現在はクルマやオートバイ等にある油圧式ディスクブレーキが主流ですが、そうなっていった背景に「機械式は重い」といった問題がありました。
大手メーカーもこの機械式の技術向上よりも、新しい油圧式にシフトしていったのはごく自然の流れ。
確かに油圧式はブレーキタッチが軽く、そして制動力も向上して握力に自信のない女性ライダーには嬉しい技術です。
ですがメリットだけではありません。一方でブレーキオイルの扱いがデリケートなのです。
車体を逆さにしてはいけなかったり、車輪を外したままうっかりブレーキレバーを握ってしまうと・・・・・
ですので上記のシチュエーションが多い輪行や遠征にはあまり向いていないのが現状です。道中で一度でもオイルトラブルが起きてしまうと、その場でリカバリーはほぼ不可能。なんてことも。
そこで機械式のキャリパー技術を向上し、油圧式とほとんど変わらないブレーキタッチを手に入れたのが、この「EQUAL(イコール)」です。
下町の町工場で生まれたこの製品、実は取り扱い開始前からすでに実機を体験しています。そう、BOMA「SAIⅡ」完成披露試乗会です。あのときすでにSaiⅡに搭載されていました。
ブレーキタッチの軽さは申し分なし。それでいてSaiⅡの車重は参考完成車で7.4kg!
このキャリパーさえあれば、機械式のシフトレバーはそのままにディスクブレーキ化ができさらにワンランク上のロードバイクが出来上がるというものです。
オススメの理由はもう一つ、それは乗り手に合わせてブレーキフィーリングを調整できます。これが油圧式には無かったポイントです。
自分好みのブレーキ力、そして5色展開。愛車のフレームに合わせるか、あるいは差し色として加えるかはあなた次第。それだけに注目度は高いです。
“難しいからこそ、やる価値があるんだ。 どんな難問にも、必ず答えはある。 挑戦すれば、必ずその答えを見つけ出せる。 私は、そう信じているんです。”
まさに「下町ロケット」の名台詞を体現したかのような一品です。そんな下町の町工場のモノづくりにこれからも期待しております。
2022.01.12
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